確定拠出年金は掛け金が所得控除がされるため将来のための投資としては非常に有効です。
その節税効果は大きく、投資による利回り(リターン)がほとんどなくても預金に預けるよりずっと良い資産運用が可能で、確定拠出年金を利用して投資信託を購入しようと考える人も多いと思います。
しかしいくら節税が出来ても投資による損失が出てしまっては意味がありません。
確定拠出年金で購入できる投資信託は運用管理機関(銀行や証券会社)によって変わってきますが、取り扱っている投資信託の多くは損失の出やすいアクティブファンドであると言われています。
確定拠出年金という制度そのものが良くても買える投資信託が良くなければ意味がありません。
確定拠出年金には企業型と個人型があり、会社の年金制度として加入する企業型は勤務する企業が提携している運用管理機関(金融機関)を利用することになります。
しかしそれ以外の個人で加入する個人型確定拠出年金(愛称:iDeCoイデコ)は自分で取り扱いのある金融機関を自由に選ぶことができます。
その中で個人型確定拠出年金を運用するにあたり、おすすめなのはネット証券会社の最大手であるSBI証券です。
SBI証券は選べる投資信託が豊富
SBI証券が確定拠出年金で用意している投資信託は全49種類、各分野で資産規模が確かで低コストの投資信託を用意しています。
これだけの質が伴った投資信託を用意しているのは数多くの確定拠出年金を運営している金融機関の中でもSBI証券だけです。
SBI証券で確定拠出年金を運用して適切な商品に投資すれば、きっと良い結果を得られるでしょう。
但し普段投資に慣れていない方だと商品の数が多いだけに、どの投資信託に投資をしたら良いのか戸惑ってしまうと思います。
そこで、良い投資信託を選ぶ際の2つのポイントを紹介します。
ポイント1.手数料が安い投資信託を選ぶ
投資信託の手数料は間違いなく少なければ少ないほど良いです。
それは手数料が投資信託で得られた利益を削るからです。
投資信託は投資して得られた利益を再投資して、投資資産を増やし更に利益を増やす複利効果によって資産を増やします。
そして、この複利効果は再投資する利益が大きければ大きいほど資産の増加スピードが速くなります。
つまり、利益を削る手数料が低い投資信託を選んで投資した方が再投資に回る利益が増えるので、より早く資産を増やすことができるのです。
ポイント2.安定成長のインデックスファンドがオススメ
TOPIXやS&P500などの市場の指標に連動する成果を目指す投資信託のことをインデックスファンドと言います。
インデックスファンドという単語を余り聞きなれないかもしれませんが、世界各国の年金運用や大学の基金の運用でも使われている手堅い投資方法です。
参考記事:初心者はインデックスファンドを購入するべきだと言われるのは何故か
昔は圧倒的少数派でしたが、その手堅い投資手法が世界で認められ現在世界の投資資金の約3割はインデックスファンドから投資されています。
そんなインデックスファンドは2つの特徴を併せ持ちます。
インデックスファンドの特徴その1:手数料が安く低コストである
インデックスファンドは圧倒的に低コストです。
それは何故か?というと、それはインデックスファンドの運用方法に理由があります。
インデックスファンドは市場平均に連動する成果を得る為に、インデックスファンド内で市場を構成する資産を同じ割合で購入します。
こうすることで、その後特に売買をせずとも資産を保有しているだけで市場平均の成果を得ることができます。
そしてその後資金流入の具合に合わせて資産を市場割合に応じて徐々に購入していきます。
つまり、インデックスファンドの運用では資産の売買頻度が他のファンドと比較すると圧倒的に少ないのです。
そのため、売買に伴う費用が低く抑えられるので低コストで運用することができるのです。
前項で説明したように投資信託の手数料は低ければ低いほど再投資に回される利益が増えるので資産を増やしやすくなります。
低コストで保有できるインデックスファンドは資産を増やしやすい投資信託です。
インデックスファンドの特徴その2:安定成長が期待できる
インデックスファンドは安定成長が期待できます。
市場を構成する資産に幅広く分散投資するインデックスファンドは、突然大きく利益を得ることもありませんが、逆に突然大暴落するということもほとんどありません。
市場平均の成果を積み重ね複利効果を伴って徐々に資産を増やすことができます。
大きな成果を得る為には長期間投資し続けることが必要になりますが、長期間運用することが前提となる確定拠出年金では、大きく失敗することなく手堅く資産を増すことができるインデックスファンドが最適な選択になるでしょう。
SBI証券確定拠出年金の運用でのオススメファンド
SBIの確定拠出年金で購入できるファンドでおすすめな投資信託の一つは先進国債券に分散投資する「三井住友・DC外国債券インデックスファンド」です。
ちなみにDCとは「Defined Contribution Plan」の略で確定拠出年金を意味します。
運用期間が決まっている確定拠出年金では運用が終わる頃に丁度タイミング悪く市場が暴落して株式やREIT指標が下落すると、損失を回復する前に運用期間が終わってしまい、結果として損をしてしまうことがあります。
三井住友・DC外国債券インデックスファンドは、アメリカや欧州などの先進国の債券に分散投資を行い、先進国債券の代表的指標シティ世界国際インデックスに連動する成果を目指します。
2002年4月に基準価額10,000円で設立後、順調に基準価額、純資産を積み上げ2016年8月には基準価額は18,300円(+83%)、純資産は478.8億円に大きく成長しています。
設定来のトータルリターンは約14年で83%となっており、低いリスクに対して比較的高いリターンとなっています。
この三井住友・DC外国債券インデックスファンドを確定拠出年金で積み重ねていけば低いリスクで手堅く資産を増やしていくことができます。
まずは資料を取り寄せてみよう
この記事を読んでSBI証券の確定拠出年金のことが気になった方は資料を取り寄せてみましょう。
下記から資料請求をすることができます。
確定拠出年金で将来の老後資金を形成するのなら低コストのインデックスファンドを数多く用意しているSBI証券は絶対にオススメです。
また、SBI証券の魅力は豊富な運用商品だけではありません。
SBI証券は確定拠出年金を運用する際に必要な口座管理料が保有資産50万円以上になると無料になります。
そして無料になった後は、その分を投資に回すことができるので他の金融機関で確定拠出年金を運用するよりも、口座管理料の分だけ多く投資することができます。
サービスの面でも商品の面でも有利なSBI証券の確定拠出年金で老後資金の形成を進めれば、きっと良い結果を迎えることができるでしょう。